豪ドル金利スワップ狙いで250万円の損出

2014年~2015年にスワップ狙いで豪ドル/円のトレードをしていた。

結果250万円ほどの損をしてしまった・・・

株式投資アベノミクスの恩恵か多少なりとも資金的余裕ができていたところ。

そこで分散投資ということで金利狙いのFXトレードに手を出してしまった。 

当時のオーストラリアの政策金利は2.5%ほどで経済的にも安定しており、多くのFXトレーダーのみならず投資家の間でも外貨保有するなら豪ドルということは評判。 

私自身も調査してみたけどチャート上でも2014年の9月頃でオーストラリアドルは円に対して上昇トレンドを築いており、これならばスワップと為替差益の両方を狙えるのではという馬鹿な欲が出ていた。

投資する資金は株式投資で築いたものだし、まぁ大丈夫だろうと軽く考えていたのが失敗の始まり。 

2014年の9月に豪ドル/円が93円の時に豪ドル買いに100万円投資。

2か月ほどはチャートも横ばいだったが元々はスワップ狙だし、じわじわと上昇トレンドに乗って11月頃に豪ドルは100円超まで上昇し、私自身もその分評価差益を手にすることになる。

この時点でスワップなどはどうでもよく、為替差益に注目するようになった。 

しかし豪ドルは2014年11月に100円超の高値を付けたのを最後に下落トレンドへと入っていった。

それでも豪ドル買いをした時点で93円だったのでこれを割り込まなければOKだと安易に感じてしまった。

しかし2015年の2月に差し掛かったころに92円を付けてしまい、さすがに手放そうか迷ったが逆に押し目買いということで150万円ほど追加投資。

豪ドルはその後95円前後まで値を戻し安定。

が、またしても9月頃に大きな下落トレンドに突入し90円を割う勢いだったので残念だったが手仕舞いすることにした。

結局初期投資分と追加投資分で250万円ほどの損となった。 

豪ドルは金利スワップという甘い蜜でFXトレーダーを誘い込み捕食してしまう恐ろしい通貨だと感じた。

現在豪ドルは政策金利も引き下げてるので、以前よりスワップの旨味は少なくなっていると思う。なので今後は私のような金利に誘われた愚かなトレーダーも少なくなるのではないかな。